ストレスを発散できず困っているなら自己催眠を試してみよう

ストレス解消に自己催眠

ストレスを発散できないでいると気分がすぐれないだけではなく、頭痛・腹痛・吐き気・下痢などいろいろな体調の問題だって起きてきます。

仕事や生活のことでストレスが溜まっているなら、発散の手段をちゃんと確保しておきましょう。

自己催眠も有効な手段となります。いいストレス解消法が見つからない人は試してみてください。多少はマシになるはずです。ものすごく効く人もたまにいて、そういう場合は人生が激変することさえあります。

全人口の20%ぐらいは催眠がものすごく効く人だと言われています。60%ぐらいの人はまあ普通。まあまあ効きます。つまり自己催眠は80%ぐらいの人には有効なものなのです。

催眠は暗示が効きやすい状態に持っていくための技法

催眠と聞くと催眠術ショーみたいなものを思い浮かべる人もいますが、医療現場でも使われている普通の精神療法です。

催眠によって変性意識を人工的に作りだし、夢を見ているような精神状態にします。

この状態は非常に暗示が効きやすいため「ストレスが消えていく」という暗示などもすんなり浸透します。

眠っているときは誰でも夢を見ますが、そのときってただの夢を現実のように信じてしまっていますよね。空を飛んだりしていても変には思いません。

夢の中での出来事を変だとは思わないのは、脳の判断機能が眠ってしまっているからです。

「人間が空を飛ぶなどあり得ない。これは夢だ」そんなふうに判断できることはまずありません。幼児のようになんでも信じてしまいます。

催眠は目が覚めているままでこの状態を人工的に作り出し、判断機能が眠らせます。

なんでも信じてしまうような状態なので暗示が簡単に浸透します。ストレスが消えてなくなるという暗示も信じてしまい、本当に気持ちが軽くなります。

洗脳と同じ原理なので用法に注意

催眠は洗脳と同じような原理です。威力も同程度のものがあります。

一般の人が考えているより10倍ぐらい威力があります。医療でも利用されるほど素晴らしい効果を持つものだけど、悪用すると洗脳並に危険です。

だから軽い気持ちで乱用しないこと。真面目に正しく利用しましょう。

自己催眠でストレス解消する手順

いろんな手法があるのでいろいろ試してみると良いのですが、はじめての人は簡単なものからやってみるといいでしょう。

最初から大掛かりなものに取り組んでも挫折を招くだけです。

このページでもごく基本的ものをご紹介しています。しかし効果は予想を大きく上回る可能性があります。世間に広く知られていないだけで、催眠は非常に強力なツールなのです。

やり方は簡単です。催眠導入パートと暗示パートの2部門から成り立っています。

まず判断機能を眠らせるための導入を行い、その上でストレス解消の暗示を入れていきます。

そして重要なことはこの自己催眠を日課にして継続利用していくことです。1回目の催眠でも効果は実感できますが、ほとんどの場合は日々の持続によって効果が強く現れてきます。

イメージとしては筋トレに近いものがあります。スポーツジムに1日行っただけでは筋肉ムキムキになれませんよね。それと同じで自己催眠も簡単だけど続けないと意味がありません。

始める前の準備

邪魔が入らない落ち着ける環境が必要です。自宅のソファーやベッドなどが最適。そのまま寝てしまう寝落ちもあると思うので、野外ではオススメできません。

時間は10分~30分ぐらい。時間は自分で調整できます。見たいテレビまで10分ほど時間があるときなんかにさっと済ませることも出来ます。

横になってリラックスする

ベッドに横になるなどして力を抜いてリラックスしてください。腕は少しだけ広げた方がいいでしょう。足も少し開いた方が楽です。リラックス出来る楽な姿勢を取ってください。

目を閉じてゆっくりと深い呼吸をしましょう。

催眠導入

ゆっくり深呼吸しながら「呼吸するたび力がどんどん抜けていく」と自分に言い聞かせましょう。

呼吸するたびどんどん力が抜けていく。心も体もリラックスしている。とてもゆったりしている。気持ちいい。

こういった言葉をゆっくりした口調で心に思い浮かべます。催眠中は常にゆったり口調で言葉を思い浮かべてください。

こうしたことを3分ぐらい続けると実際に心も体も実際にかなりリラックスしてきます。

コツはあまり完璧を求めないことです。本当にちゃんとリラックス出来ているか心配する必要はありません。本当にそうなっていなくてもいから、とにかく「自分はとてもリラックスしている」という完了形で言葉を思い浮かべてその気になることです。

暗示とはそういうものです。実際にそうなっているかどうかは重要ではありません。

「病は気から」という言葉もあるとおり、現実はあとから着いてきます。

催眠導入2 深化

リラックスパートが終わったら続けて深化の暗示へ。

私はすっかり深い催眠に入ってしまった。

そうした言葉を何度も繰り返し心に思い浮かべましょう。実際にそうなっているかを気にする必要はありません。現実はあとから着いてきます。

両腕が重い

次はそう考えましょう。実際に両腕に意識を向けてください。本当に重く感じなければと必死になる必要がないことはこれまでの説明どおりです。

肩や二の腕のあたり。肘。手首、手のひら。

じっくりと各パートに意識を向けならが「両腕が重い」と言い聞かせます。

もし実際に両腕が重いように感じられてきたら、

私は催眠中に両腕の重さを実感すると、ますます催眠状態が深くなってしまう

と言い聞かせましょう。腕の重さを感じながら何度かこの言葉を心の中で繰り返します。

この深化のパートは3分~5分ぐらい。深化の方法は他にもいろいろあるので、慣れてきたら本やネットで調べて追加してもいいです。

時間的余裕があるときにガッツリ自己催眠を行うときは、深化に10分以上かけるときもあります。

ストレスが消えていく暗示

ここまでで前半の導入パートは終了。ここからが実際の暗示パートです。

体からストレスが抜けていく様子をイメージしてください。

炭酸飲料の泡ようにして自分の体からストレスがどんどん抜けていく映像を頭に想い浮かべましょう。自分の体に詰まっていた炭酸がどんどん減っていき、体がどんどん空洞になっていく様子も想像してください。

映像としてイメージすることがコツです。人間の脳は言葉よりも映像に反応しやすいからです。言葉だけで「ストレスがどんどん抜けていく」といい聞かせてもあまり効果はありません。

重要なのはストレスが抜けていく様子を映像として思い浮かべることです。

ストレスがどんどん抜けていく。気持ちいい。心も体もどんどん楽になってきた。

こうした言葉も一緒に浮かべると更に効果的。

最後は体の中の泡がほとんどなくなった絵をイメージしてください。その残っている泡が蒸発していく映像をイメージしてフィニッシュです。

催眠を解く

終わったら催眠の解除を。これは必ずやってください。催眠にかかりやすい人の場合、ちゃんと解除をしておかないと頭がボーっとするなど問題が起きる可能性があるからです。

解除のときは口調をどんどん早めていきます。覚醒に合わせてどんどんテンポアップしていく感じ。

これから数を3つ数えると催眠からすっかり目覚めます。でも暗示の効果はずっと残ります。

では数えます。ひとつ、ふたつ、みっつ。ハイ目覚めました。催眠状態からはすっかり目覚めました。でも暗示の効果はちゃんと残っています。

こうした言葉を思い浮かべて目を開き、催眠を終了させてください。

何度も言うようですが、本当に催眠から覚めたのか心配する必要はありません。演技でいいので「すっかり目覚めた」と言い聞かせ、そう思うようにしましょう。現実はあとから着いてきます。

まとめ

催眠にかかりやすい人は初回から効果を実感しますが、冒頭でも書いたようにそういう人は全体の2割ほどです。ほとんどの人は効果があったのかなかったのかよくわからない感じで終わると思います。

しかし筋トレと同じで継続することでじわじわ効いてきます。

費用がいっさいかからないし、時間も10分ほどと手軽なものです。毎日時間を見つけて継続してください。

自己催眠の使い道はストレス解消以外にもいろいろあります。メンタルの弱さを克服したり、やる気をアップさせたり、禁煙や禁酒に利用したり。

使えるようになるといろいろ応用の効く便利なものです。ストレスなどの問題で悩んでいるなら、このページで紹介した初歩の自己催眠に一度トライしてみてください。

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